こんにちは、やまなかです。

7月9日はジェットコースターの日です。カレンダーにそう書いてあるのを見つけると、夏休み前の遊園地、長い待ち列、乗る直前に少しだけ後悔する気持ちまで、まとめて思い出してしまいます。

この記念日の由来は、1955年(昭和30年)7月9日。東京・文京区に「後楽園ゆうえんち」が開園し、日本初の本格的なジェットコースターが設置されたことにあります。今でこそジェットコースターは遊園地の定番ですが、その名前が広く知られる入口の一つが、この後楽園ゆうえんちでした。

1955年頃の後楽園ゆうえんちを思わせる青空の下で、ジェットコースターを見上げる家族連れを描いたレトロなイラスト

ジェットコースターの日の基本情報

日付
7月9日
記念日
ジェットコースターの日
由来
1955年7月9日に後楽園ゆうえんちが開園し、日本初の本格的なジェットコースターが設置されたこと
当時の場所
東京都文京区の後楽園ゆうえんち
現在の施設名
東京ドームシティ アトラクションズ
考えるテーマ
遊園地文化、乗り物の名前、夏の予定を楽しむ気持ち

「ジェットコースターの日」は、何かをしなければいけない日というより、遊園地の歴史を少しだけ振り返る日です。家族で行った遊園地、友人と勢いで並んだ絶叫マシン、乗れずに下で待っていた時間。そういう個人的な記憶にもつながりやすい記念日だと思います。

由来は後楽園ゆうえんちの開園日

1955年7月9日、後楽園ゆうえんちは大型遊園地としてオープンしました。東京ドームシティ アトラクションズの70周年記念リリースでも、この日に「後楽園ゆうえんち」が開場し、「ジェットコースター」と命名されたローラーコースターを含む遊戯機械が設けられたことが紹介されています。

当時の東京は、高度経済成長へ向かっていく入口の時期です。テレビ、家電、レジャー、家族で出かける休日。暮らしの中に「楽しみにお金と時間を使う」感覚が少しずつ広がっていく時代に、都心の遊園地として後楽園ゆうえんちは登場しました。

そこに設置された本格的なコースターは、多くの人にとってかなり新しい体験だったはずです。高いところへ引き上げられ、次の瞬間に一気に落ちる。体は座席にあるのに、心だけ先に坂を駆け下りるような感覚。写真や資料で見るだけでも、当時の来園者が見上げたときの驚きは想像できます。

今の感覚だと、遊園地にはいくつもの絶叫系アトラクションがあるのが普通です。けれど、1950年代の来園者にとって、街の中でこれほど大きなレール構造物を見上げ、そこを車両が走り抜ける光景はかなり未来的だったのではないでしょうか。飛行機や鉄道とは違い、目的地へ行くためではなく、速さや浮遊感そのものを楽しむ乗り物です。実用ではないからこそ、休日の高揚感をはっきり形にしてくれます。

年月日できごと覚えておきたいこと
1955年7月9日後楽園ゆうえんちが開園日本初の本格的なジェットコースターが設置された日
1960年代以降遊園地文化が広がる家族の休日やデートの定番として遊園地が身近になる
2003年4月17日東京ドームシティ アトラクションズへ名称変更入場無料のフリーゲート化とともに現在の形へ近づく
現在都市型レジャー施設として継続東京ドームや商業施設と一体で楽しめる場所になっている

「ジェットコースター」は日本で親しまれた名前

少しややこしいのですが、英語では一般に「roller coaster」と呼ばれる乗り物を、日本では「ジェットコースター」と呼ぶことが多いです。テレビ朝日の記念日紹介でも、日本でジェットコースターと呼ばれるアトラクションは、他の国では一般的にローラーコースターと呼ばれると説明されています。

では、なぜ「ジェット」なのか。後楽園ゆうえんちに登場したコースターが、ジェット機のようなスピード感や空を飛ぶような感覚をイメージさせる名前として「ジェットコースター」と呼ばれ、その響きが人々の記憶に残ったからだとされています。

名前の力は大きいです。「ローラーコースター」と言われると機械の種類を説明している感じがしますが、「ジェットコースター」と言われると、音だけで速そうです。実際の速度以上に、胸がふわっと浮く感覚や、レールの上を勢いよく進む感じが伝わってきます。

今では、遊園地の案内でも、日常会話でも、人生の浮き沈みをたとえる言葉としても「ジェットコースター」が使われます。怖いけれど乗ってみたい。もう二度と乗らないと思ったのに、出口で少し笑っている。そんな矛盾した気持ちを一言で呼べるところも、この名前が残った理由かもしれません。

また、ジェットコースターという言葉には、少しだけ明るい大げささがあります。単に速いだけではなく、声が出る、肩に力が入る、終わったあとに誰かと顔を見合わせる。乗り物の性能だけでなく、その場の会話まで含めて思い出にしてしまう名前です。記念日として残っているのも、機械の登場だけでなく、人々がその名前を日常語として受け入れてきたからだと思います。

ジェットコースターの日に話したいこと

7月9日は、遊園地に行く予定がなくても楽しめます。むしろカレンダーで見つけた日だからこそ、身近な話題にしやすいです。

  • はじめて乗ったジェットコースターを思い出す
  • 絶叫系が好きな人と苦手な人で、感じ方の違いを話す
  • 近くの遊園地やテーマパークの歴史を調べる
  • 夏休みに行きたい場所を家族で相談する
  • 「ジェットコースター」という名前が日本で親しまれた理由を調べる

個人的には、ジェットコースターが得意な人より、苦手だけど気になってしまう人の話のほうが面白いと思っています。乗る前は無口になり、坂を上っている途中で「やっぱり無理かも」と思い、降りた直後だけ妙に元気になる。あの一連の流れまで含めて、遊園地の体験です。

もちろん、無理に乗る必要はありません。下から見上げているだけでも、レールの形や車両の動き、人の歓声で十分に楽しいものです。怖さを楽しみに変えられる人もいれば、安全な場所から雰囲気を味わうほうが好きな人もいます。どちらも遊園地の正しい楽しみ方です。

遊園地の予定にするときのチェック

ジェットコースターの日をきっかけに遊園地へ行くなら、勢いだけでなく少し準備しておくと一日が過ごしやすくなります。特に7月は暑さが強く、屋外で待つ時間も長くなりがちです。

チェック項目理由
身長制限や年齢制限乗れると思って並んだあとに気づくと残念だから
休止情報点検や天候で運休することがあるから
暑さ対策待ち列や移動で体力を使うから
荷物の置き場乗車前にロッカーや棚を使う場合があるから
苦手な人の休憩場所全員が同じ乗り物に乗らなくても楽しめるから

絶叫系が好きな人は、つい「せっかくだから乗ろうよ」と誘いたくなります。でも苦手な人にとっては、乗る前の時間がすでに十分スリルです。予定を組むなら、乗る人、待つ人、写真を撮る人、涼しい場所で休む人が自然に分かれられるくらいがちょうどいいと思います。

7月9日の欄に残す

ジェットコースターの日は、1955年7月9日に後楽園ゆうえんちが開園し、日本初の本格的なジェットコースターが設置されたことに由来する記念日です。遊園地の歴史を知る日であり、「ジェットコースター」という名前が日本で親しまれてきたことを思い出す日でもあります。

今年の7月9日の欄には、「ジェットコースターの日。夏の遊園地予定を考える」と書き込んでみます。

実際に遊園地へ行けなくても、昔乗ったアトラクションの話をしたり、近くのレジャー施設を調べたりするだけで十分です。カレンダーに一言残しておくと、ただの平日だった7月9日が、少しだけ上昇して、少しだけ急降下するような、楽しい記憶の入口になります。

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